一般財団法人光産業技術振興協会

標準化の紹介

標準化ニュース

2025年03月31日 光協会でJIS案作成した最新JISリスト(2025年3月31日現在)をアップしました。JISリスト

2025年02月20日 光協会でJIS案作成したJISが公示。(光能動部品:制定4件、改正3件、廃止8件)(光コネクタ:改正4件)(光ファイバ:制定3件、改正3件)公示リスト

2024年11月20日 光協会でJIS案作成したJISが公示。(光受動部品:改正3件)(光能動部品:改正2件、廃止4件)(光サブシステム:制定1件) 公示リスト

2024年10月21日 IEC TC 76/レーザ安全性標準化 年次会議が北九州市小倉で開催されました。 開催

2024年10月9日  当協会関係者が産業標準化事業表彰を受賞しました。 受賞

2024年8月20日  光協会でJIS案作成したJISが公示。(光能動部品:改正3件)(光コネクタ:改正1件) 公示リスト

2024年7月22日  光協会でJIS案作成したJISが公示。(光増幅器及びダイナミックモジュール:改正2件)(光測定器:改正2件)(光コネクタ:改正1件)(光受動部品:改正1件) 公示リスト

組織図

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国内標準

1981年以降継続して、オプトエレクトロニクス分野のJIS(日本産業規格)案の検討・作成を通じ、標準化の推進に寄与しています。
当協会がJIS案を作成し、一般財団法人日本規格協会の協力により制定されたJISと日本産業標準調査会を通じて公表した標準報告書(TR)を合わせると300件を越えています。
国内標準は以下3つの分野で開発を進めています。

  • ファイバオプティクス分野:

    ファイバオプティクス標準化部会で戦略を策定し、傘下の関連分野別標準化部会で同分野のJIS化について検討し、制定・改正JIS案を作成する。また、国際規格(IEC/ISO等)の審議状況をリエゾン情報として確認し、JIS開発へ反映させ、必要に応じてTC 86等の国内窓口に対するコメント提案を議論する。

  • レーザ安全性分野:

    TC76/レーザ安全性標準化部会の下にJIS C 6804改正専門部会を設置し、改訂されたIEC規格に対応するJIS案の作成を行う。

  • 光ディスク分野:

    長年作成してきた光ディスクに関するJISのメンテナンスを行う。

国際標準

ISO(国際標準化機構)及びIEC(国際電気標準会議)等の国際会議に日本からのエキスパートを派遣し、積極的に日本の意見を国際規格へ反映するよう努めています。また、国内にISO/TC 172/SC 9(レーザ及び電気光学システム)及びIEC/TC 76(レーザ機器の安全性)に対応する審議組織を設け、国際規格への提案を行っています。
さらに、日本の意見を国際規格へより反映させるため、光産業技術振興協会規格(OITDA 規格)及びOITDA 技術資料(TP)を審議し、制定・公表しています。

 

標準化調査・研究開発の推進

インフラレジリエンス能力向上を実現する光センサに関する国際標準化

高経年化するインフラ構造物の維持管理や近年頻発する自然災害時への対応のための重要ツールである「レイリー散乱光を利用した分布型ひずみセンサ」と「光電圧センサ」の試験方法に関する国際標準化を目指し活動を行う。

建築・構造物一体型太陽光発電に関する国際標準化

”融雪形PVモジュールの性能評価にかかる測定方法” 等、建築・構造物一体型太陽光発電に関する国際標準化を目指し活動を行う。

空間分割多重システム(SDM)に関するマルチコアファイバ・シングルコアファイバ変換デバイス(FIFO)の国際標準化

次世代光ネットワークの大容量化に必須となるマルチコアファイバ(MCF)の本格的な実用化に向け、MCFに必要なFIFO(Fan-In/Fan-Out)の性能、及び性能評価を行うための試験方法に関する国際標準化を目指し活動を行う。