光受動部品/光コネクタ試験測定方法JISの制定状況と新旧対応
−現行JIS(JIS C 61300規格群)と旧JIS(JIS C 5901/JIS C 5961)との関係―

光受動部品及び光コネクタの試験測定方法は,従来,JIS C 5901(光伝送用受動部品試験方法)及びJIS C 5961(光ファイバコネクタ試験方法)として規定されていたが,IECでは光受動部品及び光コネクタの試験測定方法を個別にIEC 61300規格群として規定していた。
JISをIEC規格と整合させることを目的として,IEC 61300規格群に対応してJIS C 61300規格群を規定することし,JIS C 5901及びJIS C 5961の規定内容を順次置き換えていったが,2018年にJIS C 5901,2020年にJIS C 5961のJIS C 61300規格群への置き換えが完了し,それぞれのJISを廃止した。
JIS利用者の利便のため,ここに旧JIS C 5901/JIS C 5961の各箇条の規定と新JIS C 61300規格群との対応関係を示す表を公開するとともに,IEC 61300規格群とJIS C 61300規格群の最新の対応関係を示す表を公開する。

(JIS C 5901の追補及びJIS C 5961の追補の解説において,JIS C 61300規格群を整備する趣旨を説明していたが,それを要約して次に示す。)

JIS C 61300規格群JIS化の趣旨及び適用について

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