(2020年7月22日掲載)
  オプトニューズ Vol.15, No.2 (2020)


   
◆【1】ご案内
■2020年度 光産業技術シンポジウム 〜ニューノーマル時代とフォトニクス〜
当協会の主催により、2020年12月9日(水)、東京ビッグサイト 会議棟にて実施し ます。「ニューノーマル時代とフォトニクス」をテーマに、我が国の光産業と光技術の進 むべき方向を展望し、議論いただく場といたします。材料、デバイスからシステムまで関 係各位の積極的なご参加を募ります。
■第36回光産業技術振興協会 櫻井健二郎氏記念賞 募集
「光産業技術振興協会 櫻井健二郎氏記念賞」は、当協会設立時の理事で、光技 術の研究とその指導、さらに同分野の普及活動において先駆的役割を果たし、創世 期の光産業技術の発展に多大な貢献をされた故櫻井健二郎氏の功績をたたえ、光 産業技術の振興・普及を目的として1985(昭和60)年に創設されました。2019年度 までに66件、166名の方が受賞しています。 2020年度の受賞候補者推薦を募集いたしますので、奮ってご応募下さい。 募集締め切りは、2020年7月31日(消印有効)です。
◆【2】テクノロジートレンド
■深紫外レーザーダイオードの実現とそのアプリケーション
張 梓懿
昨年度、我々旭化成と名古屋大学の共同研究グループは、電流注入によって作動 する深紫外レーザーダイオード(LD)の実証報告を行い、UV-C波長域の深紫外光 源としての新たな可能性を示した。本稿では、UV-C LDの具体的な応用についての 議論し、実証報告したLDの詳細な技術内容について紹介する。
◆【3】リサーチ&アナリシス
■光ディスクストレージの大容量データアーカイブ応用
松本郁夫
人類に新たな価値をもたらす大量のアーカイブデータのためのストレージは、データを長 期間、低コストで安全に保管できることが重要要件である。 本稿では、アーカイブストレージとして優れた資質を有する光ディスクストレージの特徴と 有望な市場を示すとともに、新たな技術の動向を概説する。  
■光散乱法を用いた粒子径・ゼータ電位測定
橋田紳乃介
光散乱法を用いた粒子径・ゼータ電位測定は、ナノ微粒子の分散性の評価に適して おり、その対象は食品、化粧品、インクのような身近なものから、研磨スラリーや量子 ドットのような機能性ナノ粒子まで、多岐にわたる。 市販の光散乱装置の性能の推移と、測定原理、測定例を紹介する。
◆【4】開催案内
■研究会開催案内
 第1回多元技術融合光プロセス研究会「光応用プロセスの基礎と先端技術」(8/25)
 第1回フォトニックデバイス・応用技術研究会「新技術・センシング」(8/26)
 第2回光材料・応用技術研究会「身近になったレーザー(仮)」(8/28)
 第2回光ネットワーク産業・技術研究会「光ネットワーク(仮)」(9/4)
 第2回多元技術融合光プロセス研究会「レーザー光源」(9/7)
 第2回自動車・モビリティフォトニクス研究会「センシング・イメージング」(10/9)
◆【5】協賛案内
■協賛案内
当協会で協賛・後援している事業・行事を掲載。
◆【6】お知らせ
■インターオプト2021 中小・中堅・ベンチャー企業出展者支援のお知らせ
当協会主催の?インターオプト2021”(国内外のレーザ、フォトニクス、光デバイス製品 が一堂に集まる光産業の国際技術展示会)の出展のご案内。
■2020年度 研究会 会員募集 光技術各分野の最新情報の交換、各分野での研究開発の促進および産学官連携 強化を図る場として5つの研究会を設置し、講演と質疑を含む討論会を行っておりま す。また、時に応じて見学会、公開討論会も開催しております。 それぞれの光技術テーマに関心をお持ちの方には、是非ご入会を検討いただけますよ うご案内いたします。
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