(2020年6月17日掲載)
  オプトニューズ Vol.15, No.1 (2020)


   
◆【1】ご案内
■インターオプト2021 出展案内(※日程変更)
当協会主催の?インターオプト2021”(国内外のレーザ、フォトニクス、光デバイス製品が一堂に集まる光産業の国際技術展示会)の変更日程および出展のご案内
■第36回 光産業技術振興協会 櫻井健二郎氏記念賞 募集
 「光産業技術振興協会 櫻井健二郎氏記念賞」は、当協会設立時の理事で、光技術の研究とその指導、さらに同分野の普及活動において先駆的役割を果たし、創世期の光産業技術の発展に多大な貢献をされた故櫻井健二郎氏の功績をたたえ、光産業技術の振興・普及を目的として1985(昭和60)年に創設されました。2019年度までに66件、166名の方が受賞しています。つきましては、2020年度の受賞候補者推薦を募集いたしますので、下記URLを参照の上、奮ってご応募下さい。 募集締切は、2020年7月31日(消印有効)です。
◆【2】テクノロジートレンド
■ハイパースケールデータセンタ向け次世代イーサネット規格と光トランシーバの最新動向
平本清久
急速に発展を続け、昨今ではイーサネット光トランシーバのマーケットを牽引しているハイパースケールデータセンタの動向と、その高速化の要求に対応すべくIEEE及び各種MSAで現在検討が進められている次世代100GbE、200GbE及び400GbE仕様、さらに2020年代前半にも適用が期待されている800 Gbpsや800 Gbps超級伝送対応の次世代イーサネット仕様及び光トランシーバ仕様の動向について概観した。
■フォトニック結晶レーザの最新動向
吉田昌宏、Menaka De Zoysa、石崎賢司、野田進
フォトニック結晶レーザは、従来の半導体レーザを超えた高輝度動作を実現できる新たな半導体レーザとして注目されている。本稿では、その最近の進展を紹介するとともに、重要な応用の一例として、将来のスマートモビリティの実現に向けた光センシング技術(LiDAR)への展開について述べる。
◆【3】リサーチ&アナリシス
■高速光トランシーバの最新標準化動向
磯野秀樹
ICT市場で必要とされる情報量は予想を上回るスピードで増加しており,100G/200G/400G等の光トランシーバの実用化とともに800G/1.6T光トランシーバの検討が始まっている。IEEE 802.3/OIF等の標準化団体は製品化に先行して共通仕様を市場に提案しておりその概要について紹介する。  
■空を摸擬した照明技術
小松琢充
昨今、従来の光源に比べて非常に小さくデジタル制御が容易なLEDの特徴を生かして、空を摸擬した照明が提案されるようになってきた。これまでにない「外光の自然さ」を室内に取り入れることができる。本稿ではその技術動向とそもそもの空の発光メカニズムを紹介する。
◆【4】開催案内
■研究会開催案内
 第1回自動車・モビリティフォトニクス研究会「自動運転に向けて」(6/17)
 第1回多元技術融合光プロセス研究会「光応用プロセスの基礎と先端技術」(8月下旬)
 第1回フォトニックデバイス・応用技術研究会「新技術・センシング」(8/26)
 第2回光材料・応用技術研究会「身近になったレーザー(仮)」(8/28)
 第2回光ネットワーク産業・技術研究会「光ネットワーク(仮)」(9/4)
◆【5】協賛案内
■協賛案内
 当協会で協賛・後援している事業・行事を掲載。
◆【6】お知らせ
■インターオプト2021 中小・中堅・ベンチャー企業出展社支援のお知らせ
中小・中堅・ベンチャー企業の事業PR 活動のチャンスを広げることのできる展示会として、2020年12月に東京ビッグサイトで開催するインターオプト2021において、出展小間料を当協会より支援する事業のご案内
■2020年度 研究会 会員募集
光技術各分野の最新情報の交換、各分野での研究開発の促進および産学官連携 強化を図る場として5つの研究会を設置し、講演と質疑を含む討論会を行っております。また、時に応じて見学会、公開討論会も開催しております。 それぞれの光技術テーマに関心をお持ちの方には、是非ご入会を検討いただけますようご案内いたします。
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