(2019年1月30日掲載)
  オプトニューズ Vol.13, No.5 (2018)


   
◆ごあいさつ
■一般財団法人光産業技術振興協会 副理事長兼専務理事 小谷泰久
 本年も将来の光産業の発展のために、プロジェクト立案に向けてのFS、技術戦略策定、光産業・光技術動向等各種調査事業、標準化事業や基準認証研究開発、 シンポジウムや研究会などの普及啓発事業を実施。

◆【1】ご案内
■平成30年度 光産業技術シンポジウム
 当協会(OITDA)と技術研究組合光電子融合基盤技術研究所(PETRA)の共催により、平成31年2月20日(水)、リーガロイヤルホテル東京にて実施します。「Beyond 5G社会を支えるフォトニクス技術」をテーマに、我が国の光産業と光技術の進むべき方向を展望し、議論いただく場といたします。 材料、デバイスからシステムまで関係各位の積極的なご参加を募ります。

■平成30年度 特許フォーラム
 平成31年3月8日(金)に神田錦町の学士会館で特許フォーラムを開催いたします。 本フォーラムでは、特許動向調査委員会が実施した光主要産業に関する本年度の特許調査結果を報告するとともに、オープン&クローズ戦略をはじめとする知財マネジメントにお詳しい 東京大学 政策ビジョン研究センター、シニア・リサーチャーの小川 紘一氏をお迎えし、特別講演を行います。

■光技術動向・光産業動向セミナーを4月に開催
 2019年度の「光技術動向・光産業動向セミナー」を、4月にパシフィコ横浜で開催されるOPIE(OPTICS & PHOTONICS International Exhibition)会場において、2019年4月25日(木)に実施致します。皆様のご参加をお待ちしております。
 また、2019年度は、InterOptoにつきましても、2020年1月29日(水)〜1月31日(金)に、東京ビッグサイトで開催される「nano tech 2020」と同時開催致します。詳細は、決定しだい、ご案内致します。

◆【2】協会事業
■2018年度(第33回)レーザ安全スクールを実施
 2018年11月に2期にわたり実施した「レーザ安全スクール」を報告する。

■2018年度レーザ機器取扱技術者試験を実施
 2018年12月22日に実施した「レーザ機器取扱技術者試験」を報告する。

◆【3】テクノロジートレンド
■広帯域光伝送に関する技術動向
日本電信電話(株) 濱岡福太郎
 本稿では、光伝送の高速化と大容量化において重要な要素である変調速度の高速化、変調信号の多値化、及び波長帯域の拡大を実現するキー技術であるデジタルコヒーレント技術、及び波長多重(WDM)技術について説明し、更なる帯域拡張を実現する広帯域光伝送に関する最新の技術動向を解説する。
■太陽光発電システムの安全性・信頼性技術について
(株) NTTファシリティーズ 田中 良、正代尊久、三宅良英
 今年度のVol.13,No.3ではエネルギー基本計画における主力電源化への課題について記述したが、本稿では最近の日本における台風、豪雨、地震等の異常気象において生じた太陽光発電の事故状況と、これに対する解決方法を中心に、また、現在全国的に問題となっている。 太陽光発電設備の景観問題と住民感情等についても具体例を示して報告する。
◆【4】リサーチ&アナリシス
■MFPのリモート管理サービス
東芝テック(株) 上諏訪吉克
 デジタル複合機(MFP)のリモート管理サービスの歴史は長く、インターネットが普及する前から存在していた。MFPリモート管理サービスの発展の経緯と今後の展開を、インターネットやIoT、AI、ビッグデータ分析などのIT関連技術の進化に沿って紹介する。
 
■赤外線式ポータブルガスモニター
理研計器(株) 佐藤裕之
 近年、現場作業安全用のポータブル型漏洩ガス検知器も、より高性能が求められるようになり、赤外線式センサ原理を用いた小型のポータブルガスモニターが登場している。従来、ガス分析計や環境モニタリング測定器として多くの実績がある赤外線式センサ技術の新たな領域を紹介する。
◆【5】企業プロファイル
■星和電機株式会社
 今年度、新たに当協会に賛助会員として入会された星和電機株式会社のプロファイルをご紹介致します。
■株式会社UL Japan
 今年度、新たに当協会に賛助会員として入会された株式会社 UL Japanのプロファイルをご紹介致します。
 
◆【6】開催案内
■マンスリーセミナー(2/12,3/18)
 2月はギガフォトン株式会社 代表取締役副社長(兼)CTO 溝口計 氏による「自動運転のためのライダーと画像のフュージョンによる環境認識手法」を予定している。3月は情報通信研究機構 未来ICT研究所 深紫外光ICTデバイス先端開発センター センター長 井上振一郎 氏による「ナノ光構造技術と深紫外光デバイス」を予定している。
■研究会 開催案内
 第5回フォトニックデバイス・応用技術研究会「新しい光技術」(2/27)
 第5回自動車・モビリティフォトニクス研究会「車と通信(仮)」(2/28)
 第4回光材料・応用技術研究会「生体・バイオ・医療応用」(3/1)
 第5回多元技術融合光プロセス研究会「高強度レーザーの最前線」(3/5)
 第5回光ネットワーク産業・技術研究会「耐災害・防災ネットワーク」(3/12)
 
◆【7】協賛案内
■協賛案内
 当協会で協賛・後援している事業・行事を掲載。
◆【8】お知らせ
■研究会 会員募集
 光技術各分野の最新情報の交換、各分野での研究開発の促進および産学官連携強化を図る場として5つの研究会を設置し、講演と質疑を含む討論会を行っております。また、時に応じて見学会、公開討論会も開催しております。それぞれの光技術テーマに関心をお持ちの方には、是非ご入会を検討いただけますようご案内いたします。

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