(2014年 4月 4日掲載)
(H26-No.1)光通信ネットワーク
テーマ: 光ファイバ
OFC2014 ショート速報
山本 義典(住友電気工業)
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会議名 |
:The Optical Fiber Communication Conference and Exposition |
開催期間 |
:2014年3月 9日−13日 |
開催場所 |
:Moscone Center (San Francisco、CA、米国) |
*要 約*
OFC2014における光ファイバ関連の注目トピックスを紹介する。ここ
数年の傾向に引き続き、空間多重関連がホットトピックであったが、
数モード・マルチコア(3モード×12コア)ファイバでの伝送が実証
されたことは、空間多重数の拡大を目指す上で大きな進歩であった。
加えて、空間多重用ファイバのケーブル化や光増幅技術、測定技術な
ど、周辺技術への展開が進んだことも印象的であった。また、空間多
重以外の伝送用ファイバや高非線形ファイバ応用などにおいても、着
実な進展を実感できる学会であった。
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(2014年 4月30日掲載)
(H26-No.2)光無機材料・デバイス
テーマ: 光デバイス・モジュール
OFC2014 ショート速報
鄭 錫煥(PETRA)
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会議名 |
:The Optical Fiber Communication Conference and Exposition |
開催期間 |
:2014年3月 9日−13日 |
開催場所 |
:Moscone Center (San Francisco、CA、米国) |
*要 約*
光通信用および光インターコネクト向け光デバイスの発表は、シリコン
(Si)系材料を用いたデバイスが、InP半導体・石英材料系よりも遥か
に多く、全体の2/3以上を占めており、Siフォトニクスへの関心度は依
然として高い傾向であった。材料系によらず、デジタルコヒーレント技
術に求められるデバイス技術の進展が著しく、通信用InP系デバイスに
関しては、多値変復調光トランシーバの集積度や作製歩留りを含めた技
術完成度を高めた報告が見られ、通信用Si系デバイスに関しては、100G
向け初の光トランシーバ集積技術が報告された。光インターコネクト向
けとしては、素子特性・集積技術向上に伴い、光・電気実装技術の重要
性が一層高まった。
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(2014年 5月27日掲載)
(H26-No.3)光無機材料・デバイス
テーマ: 光デバイス・材料
IPRM2014 ショート速報
石井 啓之(NTTフォトニクス研究所)
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会議名 |
:26th International Conference on Indium Phosphide and Related Materials
|
開催期間 |
:2014年5月 11日−15日 |
開催場所 |
:Le Corum (Montpellier, France) |
*要 約*
InP系半導体関連デバイス・材料をスコープとした国際会議IPRM2014
のトピックスを紹介する。材料物性、結晶成長技術、デバイスまで幅広
くカバーしている会議であるが、従来から研究が行われているInP系単
体デバイス、InP系モノリシック集積技術に関する報告に加えて、シリ
コンフォトニクスとの融合を目指した、ハイブリッド集積デバイスやシ
リコン上への化合物半導体作製技術に関する発表が数多くみられ、シリ
コンフォトニクスへの関心の高さが伺えた。
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(2014年 6月 3日掲載)
(H26-No.4)情報処理フォトニクス
テーマ: ナノフォトニクス
META'14 ショート速報
田中 拓男(理化学研究所)
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会議名 |
:The 5th International Conference on Metamaterials, Photonic Crystals and Plasmonics |
開催期間 |
:2014年5月20日−23日 |
開催場所 |
:Nanyang Technological University(シンガポール) |
*要 約*
この国際会議は、メタマテリアル、フォトニック結晶、プラズモニク
スとその関連技術に関する会議で、毎年開催されている。5回目となる
2014年の会議はシンガポールで開催された。米国、ヨーロッパはもち
ろん、アジアなど47カ国から参加者が集まり活発な会議となった。
会議は、メタマテリアルやプラズモニクスに関するトピックスを中心
に、新しい光学現象の発見や新材料、新加工技術の提案、新しいアイ
デアの原理検証、そしてそれらの光学デバイスへの応用などの研究成
果が報告された。
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(2014年 6月18日掲載)
(H26-No.5)光有機材料・デバイス
テーマ: 印刷エレクトロニクス
LOPEC2014 ショート速報
福田 伸子(産総研/JAPERA)
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会議名 |
:The 6th International Exhibition and Conference for the Printed Electronics Industry |
開催期間 |
:2014年5月26日−28日 |
開催場所 |
:Messe Munchen (ミュンヘン、ドイツ) |
*要 約*
LOPEC2014のカンファレンスでは、タッチパネル用の導電性材料に関す
る講演が多く、これに付随する焼成プロセスとしてキセノンフラッシュ
ランプを用いた高速焼成技術が注目されていた。また、単素子だけでな
く、複数の種類の素子を組み合わせたデバイスシートの提案など、印刷
デバイスの進化が見られた。展示会のうち、デバイスの出展品の多くは
パッシブ素子であったが、有機TFTアレイシートのようなアクティブマ
トリックスを展示するブースもいくつか見受けられた。
Live Manufacturingブースでは、簡単なデバイス印刷の実演をしながら
装置の説明をするツアーが行われ、多くの来場者が参加し盛況であった。
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(2014年 6月18日掲載)
(H26-No.6)光無機材料・デバイス
テーマ: 白色LED照明
WLED-5 ショート速報
大屋 満明(パナソニック)
横川 俊哉(山口大学)
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会議名 |
:The 5th International Conference on White LEDs and Solid State Lighting |
開催期間 |
:2014年6月1日−5日 |
開催場所 |
:Ramada Plaza Jeju Hotel(済州、韓国) |
*要 約*
International Conference on White LEDs and Solid State Lighting
(WLED)は、固体照明とそのアプリケーションに特に焦点を当てた世界
有数の国際会議である。第一回目は2007年に日本で開催され、その後、
台湾(2009年)、オランダ(2010年)、アメリカ(2012年)で開催され、
第五回目となる今回の会議(WLED-5)は韓国の済州島で開催された。
会議会場は済州島最大級のホテルであるRamada Plaza Jeju Hotelであ
り、世界9カ国から研究者および技術者が集まった。参加総人数は最終
日の段階で285人であり、国際会議としては小規模ながらも、活発な
議論が連日繰り広げられた。
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(2014年 6月20日掲載)
(H26-No.7)光ユーザインタフェース
テーマ: OLED関連
SID2014 ショート速報
小俣 一由(コニカミノルタ)
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会議名 |
:The Society for Information Display International Symposium, Seminar& Exhibition |
開催期間 |
:2014年6月1日−6日 |
開催場所 |
:San Diego Convention Center (San Diego ,CA,米国) |
*要 約*
SID2014でのOLED(有機EL)関連のオーラルセッションのテーマは、
OLED デバイス、フレキシブルOLED、フレキシブルAM(アクティブマ
トリックス)OLED、OLED製造技術、OLED材料、OLED照明、OLED TVで
あった。特にフレキシブル化技術に関する発表や展示が多くみられ、
OLEDの大きな特徴であるフレキシブル化の技術開発が加速していると
感じた。各テーマの中で、興味深いと感じたトピックを中心に報告する。
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(2014年 6月25日掲載)
(H26-No.8)光ユーザインタフェース
テーマ: LCT関連
SID2014 ショート速報
岡村 維彦(メルク)
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会議名 |
:The Society for Information Display International Symposium, Seminar& Exhibition |
開催期間 |
:2014年6月1日−6日 |
開催場所 |
:San Diego Convention Center (San Diego ,CA,米国) |
*要 約*
今回のSymposiumで特に目を引いたのは、新技術であるQuantum Dotsや
Blue-Phaseの実用化に向けたセッションであった。近い将来これら技術
が実現することによって、液晶パネルの性能が飛躍的に高まることを期
待している。Exhibitionでは、3MがQuantum Dotのサンプル展示を行っ
ており、見た目ではOLEDパネルと同等の鮮やかさであると感じられた。
その他の展示では、大型の曲面パネルや8Kのインパクトが大きかった
一方、中小型では画質改善の提案が中心であり、それぞれに高い技術
力を感じた。
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(2014年 6月25日掲載)
(H26-No.9)光無機材料・デバイス
テーマ: 光デバイス・基盤技術
CLEO2014 ショート速報
鈴木 恵治郎(産総研)
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会議名 |
:The Conference on Lasers and Electro-Optics 2014 |
開催期間 |
:2014年6月8日−13日 |
開催場所 |
:San Jose Convention Center (San Jose, CA, 米国) |
*要 約*
今回のCLEOにおいて最も印象に残ったのはアメリカを中心としたSi
フォトニクスによる光集積回路の完成度の高さだった。特にSiフォト
ニクスによる大規模集積のシンポジウムではアメリカの有力企業・大
学が出そろい、各々の主張と成果を発表していた。また、これらに関
連するセッションはどれも満席で立ち見が出ることも多く、世界的に
関心の高い状態が続いていると感じた。しかし、これらの中で日本勢
の存在感がないことが残念だった。
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(2014年 7月 1日掲載)
(H26-No.10)光加工・計測
テーマ: レーザ微細加工
LPM2014 ショート速報
岡本 康寛(岡山大学)
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会議名 |
:The 15th International Symposium on Laser Precision Microfabrication |
開催期間 |
:2014年6月17日−20日 |
開催場所 |
:Radisson BLU Hotel Lietuva (ヴィリニュス、リトアニア) |
*要 約*
今回のLPM2014は東欧での初めて開催であり、開催国リトアニア共和国
から多くの興味深い発表が聴講でき、同国における光産業への力の入れ
方を感じられた。本会議はレーザ微細加工に特化したものであり、レー
ザと材料の物理現象を中心にガラス材料等硬脆材料へのプロセス、太陽
光発電におけるレーザプロセス、水中レーザ光照射によるナノパーティ
クル生成現象と活用を中心に講演が行われた。いずれもピコ秒やフェム
ト秒といった超短パルスレーザを用いたものが主体であるとともに、
超短パルスレーザを用いたプロセスの産業応用に関する講演が複数あり、
今後の本分野における産業応用の展開を期待させる内容であった。
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(2014年 7月 3日掲載)
(H26-No.11)光エネルギー
テーマ: 化合物薄膜太陽電池
IEEE-PVSCショート速報
山田 明(東京工業大学)
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会議名 |
:40th IEEE Photovoltaic Specialists Conference |
開催期間 |
:2014年6月8日−13日 |
開催場所 |
:コロラド・コンベンション・センター(デンバー、米国) |
*要 約*
第40回のIEEE-PVSCが米国デンバーにおいて開催された。前回、元気
であった中国、台湾、韓国、特に韓国からの参加者が激減し、替わり
にオーストラリア、インドからの参加者が増えたことが、先ずは印象
的な会議であった。CIGS太陽電池においては、昭和シェル石油のグルー
プから効率20.9 %が報告された。また、高効率化の手法としてEMPAの
グループからポストKF処理が報告、表面にCu欠損層を形成すること
の重要性が指摘された。CZTSSe太陽電池においては、同じく昭和シェ
ル石油のグループから効率12.3 %が報告された。特徴は、In2S3/CdS
バッファ層の採用にある。化合物薄膜太陽電池ではないが、単結晶Si
太陽電池の世界記録がパナソニックにより更新され、一つのエポック
となった。効率は25.6 %である。因に、世界第二位は、シャープの変
換効率の25.1 %(同じく今回発表)である。
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(2014年 7月 8日掲載)
(H26-No.12)光エネルギー
テーマ: 太陽光−化学エネルギー変換
SolarFuel14ショート速報
藤井 克司(東京大学)
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会議名 |
:International Conference on New Advances in Materials Research for Solar Fuels Production |
開催期間 |
:2014年6月24日−26日 |
開催場所 |
:The Loews Hotel Vogue Montreal (Montreal, Canada) |
*要 約*
SolarFuel14は今年3回目となる太陽光エネルギーを化学エネルギーに
変換する技術について議論する会議である。いまだ実現されていると
は言えない、本当の意味での太陽光−化学エネルギー変換に対する有
望な技術を議論する数少ない会議といえる。参加者は60名前後で、招
待講演を中心に構成されている。今回は、講演の多くがタンデム型光
電気化学電極を用いて変換効率を向上することを目標に置いた水分解
水素生成(効率は約10%程度を目標)であった。また、水素生成の経
済性についての議論も目を引いた。
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(2014年 7月11日掲載)
(H26-No.13)光ユーザインタフェース
テーマ: コミュニケーション関連
HCII2014ショート速報
小澤 史朗(日本電信電話株式会社)
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会議名 |
:The 16th International Conference on Human - Computer Interaction |
開催期間 |
:2014年6月22日−27日 |
開催場所 |
:Creta Maris (Heraklion、ギリシャ) |
*要 約*
第16回のHCIIがギリシャのクレタ島にて開催された。第15回までは
隔年で開催されていたが、関連する10以上の国際会議の合同開催で、
毎年多くの発表件数があるため、今回から毎年の開催となった。例年
通り、北米、欧州、日本を中心と発表件数が多いが、今年度は例年に
比べて韓国からの発表が目立ったほか、ベトナムなどの東南アジアか
らの発表がいくつかあったのが目新しかった。商用ブースで脳波測定
器や視線検出装置などが多く見られたのが今年のトレンドであった。
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(2014年 7月18日掲載)
(H26-No.14)光ユーザインタフェース
テーマ: 3D
SID2014 ショート速報
伊達 宗和(日本電信電話株式会社)
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会議名 |
:The Society for Information Display International Symposium, Seminar& Exhibition |
開催期間 |
:2014年6月1日−6日 |
開催場所 |
:San Diego Convention Center (San Diego ,CA,米国) |
*要 約*
2014年6月3日〜6日に米国サンディエゴで開催された、
SID Display Week 2014のシンポジウムの発表の中から3D関連の
Session 36,41,46,51,55,60およびポスターセッションについて、
全体動向と注目した発表について報告する。3D関連は全体の1割程度
を占めており、二眼式3Dの研究は一段落した感があるが、次の裸眼化
に向けて、材料・デバイス・システムなどの多彩な観点から着実な研
究開発が行われていた。
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(2014年 7月23日掲載)
(H26-No.15)光加工・計測
テーマ: ライフサイエンス分野
LALS2014 ショート速報
石井 克典(大阪大学)
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会議名 |
:International Conference on Laser Applications in Life Sciences 2014 |
開催期間 |
:2014年6月29日−7月2日 |
開催場所 |
:Edwin-Scharff-Haus (ノイウルム、バイエルン州、ドイツ) |
*要 約*
アインシュタインの出生地であるドイツのウルムで行われたLALS 2014
では、光コヒーレンストモグラフィー(Optical Coherence Tomography;
OCT)や蛍光分析をはじめとする光診断・分析、光伝播、光線力学治療
(Photodynamic Therapy; PDT)、顕微鏡技術等、生体光学の広範な話題
に関する講演が行われた。光音響プローブを用いたマルチスペクトル光
音響トモグラフィー、高度な蛍光寿命イメージングシステム、ライトシー
トイルミネーション3次元顕微鏡など、最先端の診断・分析技術が紹介
された他、OCTやPDTに関しては研究の新たな方向性を示唆する講演が
あり、今後の本分野の新展開を期待させる内容であった。
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(2014年 8月 1日掲載)
(H26-No.16)光加工・計測
テーマ: ホログラフィの進展
DH2014 ショート速報
早崎 芳夫(宇都宮大学)
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会議名 |
:Digital Holography and Three-Dimensional Imaging |
開催期間 |
:2014年7月13日−7月17日 |
開催場所 |
:Sheraton Seattle Hotel(Seattle, Washington, USA) |
*要 約*
Digital Holography and Three-Dimensional Imaging (DH)は、3次元
情報の取得と呈示を主要な研究分野とする、Optical Society of
America(OSA)の主催するトピカルミーティングの1つである。特に、
ディジタルホラグラフィ関連の主要な研究者が集まる一大イベントに
なっており、その参加者は、アメリカとアジア、ヨーロッパを中心に、
広い地域にわたっている。本速報ではディジタルホログラフィを中心
に3次元情報の取得と呈示に関する研究の進展とその応用に関して報
告する。
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(2014年 9月11日掲載)
(H26-No.17)光無機材料・デバイス
テーマ: IV族系フォトニクス
11th GFPショート速報
亀井 利浩(産業技術総合研究所)
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会議名 |
:The 11th International Conference on Group IV Photonics |
開催期間 |
:2014年8月27日−29日 |
開催場所 |
:City International University of Paris (Paris、フランス) |
*要 約*
今回のGFPはパリで開催された影響か、昨年のソウルに比べ、参加者は
大幅に増加した。技術的には、蓄積型変調器の効率が高いこと、GeSn
材料における直接遷移、EOポリマーとシリコンのハイブリッドデバイ
ス、シリコン上III-V族量子ドットレーザ、中赤外シリコンフォトニ
クス技術の進展などが印象的であった。特に、中赤外フォトニクスへ
の関心は、通信や光配線の次として、センシング応用への流れを予感
させるものであった。個別のデバイスからシステムインテグレーショ
ンという流れは、企業では、会議内容以上に、実は強くなっており、
システムレベルでの個別デバイスの洗い直しにより、グレーティング
カプラなどの重要性が再認識され、今になって、独立したセッション
が生まれたのかもしれない。
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(2014年 9月12日掲載)
(H26-No.18)光無機材料・デバイス
テーマ: GaN系、可視/紫外域光源
IWN2014ショート速報
山口 敦史(金沢工業大学)
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会議名 |
:International Workshop on Nitride Semiconductors 2014 |
開催期間 |
:2014年8月24日−29日 |
開催場所 |
:Wroclaw Congress Center (ヴロツワフ、ポーランド) |
*要 約*
IWN 2014は、発表件数が735件という大規模な国際会議となった。
白色LEDではDroop現象を低減する様々な手法がとられ、大電流密度で
高効率のデバイスが実現しつつある。また、Droop現象の起源としての
オージェ再結合を、2重量子井戸という比較的簡単な構造により直接観
測した、という発表もあった。レーザでは、AlGaN系紫外レーザ、及び、
量子カスケードレーザに目覚ましい進展があった。また、基礎的な物性
研究では、これまで明確にできなかったことを新しい手法により明らか
にしようとした発表が多かった。
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(2014年 9月24日掲載)
(H26-No.19)情報処理フォトニクス
テーマ: 相変化材料
EPCOS2014ショート速報
新谷 俊通(産業技術総合研究所)
|
会議名 |
:European Phase Change and Ovonic Science 2014 |
開催期間 |
:2014年9月8日−9日 |
開催場所 |
:Newhotel of Marseille (マルセイユ、フランス) |
*要 約*
本学会は、相変化材料の基礎・応用に関する研究成果が発表・議論さ
れる場である。今年の学会では、大別すると、材料・物性、相変化メ
モリ、理論・モデリング、新分野・光学である。特に新しい動向とし
ては、Kerr回転角を使ったトポロジカル絶縁性の測定、THz波による
測定、自由電子レーザによる測定、圧力印加による物性変化などが発
表された。まだ新たな視点が提案される分野であり、今後が期待される。
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(2014年 9月30日掲載)
(H26-No.20)光無機材料・デバイスス
テーマ: 半導体レーザ
ISLC2014ショート速報
金澤 慈(NTT)
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会議名 |
:The 24th International Semiconductor Laser Conference |
開催期間 |
:2014年9月7日−10日 |
開催場所 |
:Melia Palas Atenea (Palma de Mallorca, スペイン) |
*要 約*
ISLCは半導体レーザ全般を扱う国際会議である。今回の会議では、
シリコンフォトニクス、光集積回路、高速変調デバイス、新規材料、
表面出射型デバイス、量子ドットなど、かなり幅広い分野が取り上
げられており、波長帯も紫外から中赤外まで様々な報告があった。
中でも、シリコンフォトニクスと量子ドットに関する報告が盛んで
あった。シリコンフォトニクスでは、数年前と比較して完成度の高
い報告が多くを占めており、今後も更なる発展が期待される。
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(2014年10月 7日掲載)
(H26-No.21)光情報通信
テーマ: 基幹伝送
ECOC2014ショート速報
森 洋二郎(名古屋大学)
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会議名 |
:40th European Conference and Exhibition on Optical Communication |
開催期間 |
:2014年9月21日−25日 |
開催場所 |
:Palais des Festivals et des Congres de Cannes (Cannes、フランス) |
*要 約*
第40回という節目の大会となったECOC2014がフランスのカンヌで開催
された。本報告はECOC2014で発表された研究成果の中から基幹伝送シ
ステムに関連する項目を伝えるものである。本会議ではマルチコアファ
イバやフューモードファイバを用いた空間分割多重技術はもちろんのこ
と、ラマン増幅器を用いた伝送実験に関連する報告も多かった。また、
波長チャネル単位で複数の符号化率を設定する、信号の伝送特性を強く
意識した前方誤り訂正符号が使用されるなど、システム全体を考慮した
包括的な研究報告もあった。
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(2014年10月 8日掲載)
(H26-No.22)光情報通信
テーマ: 光アクセス
ECOC2014ショート速報
西原 真人(富士通研究所))
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会議名 |
:40th European Conference and Exhibition on Optical Communication |
開催期間 |
:2014年9月21日−25日 |
開催場所 |
:Palais des Festivals et des Congres de Cannes (Cannes、フランス) |
*要 約*
2014年9月21日〜25日にフランス・カンヌで開催されたECOC2014に
おける光アクセス分野の最新技術動向について報告する。現在ITU-Tで
標準化がすすめられているNG-PON2については、2014年12月に標準化完
了を予定しているということもあり、実用化を見据えた技術発表が多く
見られた。一方、OFDM-PONなどの次世代PON技術や無線トラフィックの
収容やSDNによるコントロールの検討などの将来に向けた報告も多く行
われ、本分野が性能・機能・適用領域の面で更なる拡がりを見せている
ことを伺わせた。
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(2014年10月 8日掲載)
(H26-No.23)光情報通信
テーマ: 光ファイバ
ECOC2014ショート速報
佐々木 雄佑(フジクラ)
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会議名 |
:40th European Conference and Exhibition on Optical Communication |
開催期間 |
:2014年9月21日−25日 |
開催場所 |
:Palais des Festivals et des Congres de Cannes (Cannes、フランス) |
*要 約*
2014年9月21日〜25日にフランス カンヌにて開催されたECOC2014に
おいて報告された光ファイバ関連のトピックスについて、主に空間多重
用光ファイバを中心に動向を報告する。伝送容量の更なる拡大を目指す
マルチコアファイバや数モードファイバを用いた空間多重技術(SDM)が
盛り上がりを見せているのを背景に、SDMに関わる報告と議論が活発に
なされた。伝送用ファイバだけでなく、増幅用ファイバ、モード合分波
器を中心とした入出力デバイスにも進展が見られ、さらにこれらを組み
合わせた伝送実験結果がポストデッドラインを中心に多く報告された。
微細構造ファイバや高非線形ファイバといったSDM関連以外のファイバ
についても議論が行われた。
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(2014年10月 9日掲載)
(H26-No.24)光情報通信
テーマ: シリコンフォトニクス
ECOC2014ショート速報
賣野 豊(PETRA)
|
会議名 |
:40th European Conference and Exhibition on Optical Communication |
開催期間 |
:2014年9月21日−25日 |
開催場所 |
:Palais des Festivals et des Congres de Cannes (Cannes、フランス) |
*要 約*
9月21日から25日までの5日間、フランスのカンヌでECOC2014が開
催された。シリコンフォトニクス関連の講演は56件とまだ増加傾向に
あるが、個別デバイスについては光源以外は減少しており、製品化や
実用化を視野に入れたモジュールやシステム、フィールド試験等の報
告が増えている。一方で、デバイスの中では光源だけがまだ方向性が
確定していないため注目が集まっており、初日のワークショップでは
“Which laser sources for silicon photonics?”というタイトルで
約半日を使って議論が行われた。また、ポストデッドラインペーパー
では、シリコンフォトニクスを用いた1波長、1偏光当たり56 Gb/s
以上の伝送実験結果が2件あり、この領域がホットになってきた印象
である。
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(2014年10月 9日掲載)
(H26-No.25)光無機材料・デバイス
テーマ: 赤外・ミリ波・テラヘルツ
IRMMW-THz2014ショート速報
諸橋 功(情報通信研究機構)
|
会議名 |
:39th International Conference on Infrared, Millimeter, and Terahertz Waves |
開催期間 |
:2014年9月14日−19日 |
開催場所 |
:The University of Arizona (ツーソン、米国) |
*要 約*
ミリ波・赤外・テラヘルツ領域の国際会議であるIRMMW-THz 2014に
参加し、最新技術を調査した。今回は545件程度の講演があり、光源
やデバイス開発、分光やイメージングなどの各種応用など多岐に渡る
講演がなされた。その中でも、テラヘルツ信号源、テラヘルツイメー
ジャ、テラヘルツ通信のセッションの中で筆者が気になった講演につ
いて報告する。
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(2014年10月10日掲載)
(H26-No.26)光無機材料・デバイス
テーマ: 通信用光デバイス
ECOC2014ショート速報
田中 信介(PETRA)
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会議名 |
:40th European Conference and Exhibition on Optical Communication |
開催期間 |
:2014年9月21日−25日 |
開催場所 |
:Palais des Festivals et des Congres de Cannes (Cannes、フランス) |
*要 約*
フランス、カンヌで開催されたECOC2014における光デバイス関連のト
ピックスを報告する。本年光デバイス分野では約70件の発表がなされ、
本年も光源や光変調器の送信系デバイスを中心に旺盛な研究開発が進ん
でいる印象を受けた。小型コヒーレントトランシーバに向けた狭線幅波
長可変レーザ、半導体IQ光変調器の性能向上が進み、次世代データコ
ム用の高速デバイスにも進展が伺えた。またシリコンフォトニクスを初
めとする光回路集積や電子回路との集積を図る流れも引き続き活発で
あった。
|
(2014年10月20日掲載)
(H26-No.27)光エネルギー
テーマ: 評価技術
29thEUPVSCショート速報
菱川 善博(産業技術総合研究所)
|
会議名 |
:29th European Photovoltaic Solar Energy Conference and Exhibition |
開催期間 |
:2014年9月22日−26日 |
開催場所 |
:RAI Convention and Exhibition Center(アムステルダム、オランダ) |
*要 約*
欧州で毎年開催されている太陽光発電分野の国際会議であり、最近では
太陽光発電に関する世界最大の会議となっている。会議への参加者は
約3,000 名、発表論文数は約1,500件と前回のパリ会議(同3,756名、
1,620件)からやや減少した。会議では結晶Si、VX族や各種薄膜太陽
電池ともに最高効率の更新等高性能化の発表とともに、性能評価、信頼
性評価に関する発表がますます注目され、全体の1/4程度を占めた。展
示会においては結晶Si太陽電池を中心とした製造設備関係が大幅に減少
した中で、稼働中のシステムのモニタリング、性能測定、信頼性測定等
の評価装置に関する展示は相対的に増加した。ここでは筆者が主に参加
聴講した性能評価関係のトピックスについて述べる。
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(2014年11月 5日掲載)
(H26-No.28)光加工・計測
テーマ: レーザ加工
ICALEO2014ショート速報
鷲尾 邦彦(パラダイムレーザーリサーチ)
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会議名 |
:European Phase Change and Ovonic Science 2014 |
開催期間 |
:2014年10月19日−23日 |
開催場所 |
:Sheraton San Diego Hotel & Marina (San Diego、CA、米国) |
*要 約*
ICALEOは、LIA(米国レーザ協会)の主催により年1回開催されるレー
ザ加工分野で世界最大級の国際会議である。会議参加者数は、昨年に
比べて微増の500名強であった。発表件数でみると、テクニカルプロ
グラム上で当初予定されていた66件(オーラル60件、ポスター6件)
に加えて、当日にさらに4件も追加講演したドイツの突出ぶりが顕著
であった。米国で開催された会議であるにもかかわらず、米国からの
講演件数は、41件とドイツの2/3以下であった。なお、想定外のビザ
発給遅延問題のため、中国は当初予定されていた34件の講演のうち
15件ほどを取り消したため、実現した講演件数は日本の講演件数18件
(オーラル11件、ポスター7件)とほぼ同数になったが、急速に台頭
しつつある中国の競争力は今後要注意である。
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(2014年11月 6日掲載)
(H26-No.29)光エネルギー
テーマ: 結晶シリコン太陽電池
29thEUPVSCショート速報
小椋 厚志(明治大学)
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会議名 |
:29th European Photovoltaic Solar Energy Conference and Exhibition |
開催期間 |
:2014年9月22日−26日 |
開催場所 |
:RAI Convention and Exhibition Center(アムステルダム、オランダ) |
*要 約*
9月22日から26日にかけて、オランダ アムステルダムで開催され
たEU PVSEC 2014 (European Photovoltaic Solar Energy Conference
and Exhibition 2014)より、エリア2の結晶シリコン太陽電池からト
ピックスを紹介する。
変換効率25 %を超える超高効率セル、次世代量産品として期待される
効率20-21 %の低コスト高効率セル、それらを支える結晶・プロセス
技術等について精力的に議論された。
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(2014年11月 7日掲載)
(H26-No.30)光有機材料・デバイス
テーマ: フレキシブルデバイス、印刷デバイス
ICFPE2014ショート速報
植村 聖(産業技術総合研究所)
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会議名 |
:The 5th International Conference on Flexible and Printed Electronics |
開催期間 |
:2014年9月21日−23日 |
開催場所 |
:Grand Gongda Jianguo Hotel(北京、中国) |
*要 約*
ICFPEは今回で5回目の開催となる日本、韓国、台湾、中国が主催の
フレキシブルデバイス、印刷デバイスの国際会議である。全体で237
件の報告がありフレキシブルデバイスやその印刷作製に関して、機能
性材料や機能インクの開発やTFT、センサ、太陽電池等のデバイス開発、
及びそれらの製造プロセスや装置開発、参加各国の戦略や標準化に関
する報告など、幅広い報告が5つの会場でパラレルに行われた。
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(2014年11月25日掲載)
(H26-No.31)光加工・計測
テーマ: センサ開発から応用まで
IEEE SENSORSショート速報
粟津 浩一(産業技術総合研究所)
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会議名 |
:IEEE SENSORS 2014 |
開催期間 |
:2014年11月2日−5日 |
開催場所 |
:Valencia Conference Center(バレンシア、スペイン) |
*要 約*
この国際会議は、センサそのものの開発からセンサネットワーク、
ロボットへの応用やシステムに至るまでの、センサに関わる幅広い
分野の研究者が一堂に会する会議となっている。センサもMEMSの
ようなメカニカルなセンサ、光センサ、化学センサなど多岐に渡り、
センシングする対象生体物質、化学物質などから湿度、応力などと
多岐に渡っていた。
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(2014年11月26日掲載)
(H26-No.32)情報処理フォトニクス
テーマ: 光メモリ
ISOM'14ショート速報
的場 修(神戸大学)
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会議名 |
:International Symposium on Optical Memory 2014 |
開催期間 |
:2014年10月20日−23日 |
開催場所 |
Lakeshore Hotel(新竹、台湾) |
*要 約*
2014年10月に台湾新竹のLakeshoreホテルにて開催された光メモリの
国際会議ISOM2014において報告された光メモリの最新の技術動向をまと
める。大容量記録技術に関しては、超多層技術とホログラフィーが大き
な柱になっている。超多層技術に関しては面内記録密度の向上と記録メ
ディアの透過率向上に関する報告があった。ホログラフィックメモリで
は600多重超を行った実証例が報告された。光メモリの展開としては低
トータルコスト、低消費電力を特長としたアーカイブ用途に向けた動き
が盛んである。また、ピックアップとディスク構造を利用したバイオ応
用や相変化材料の新規応用などの報告があり、幅広い展開を見せている。
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(2014年12月17日掲載)
(H26-No.33)情報処理フォトニクス
テーマ: 相変化材料・デバイス
PCOS2014ショート速報
山田 昇(京都大学)、桑原正史(産総研)
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会議名 |
:The 26th Symposium on Phase Change Oriented Science |
開催期間 |
:2014年12
月4日−5日 |
開催場所 |
浜名湖ロイヤルホテル(浜松、日本) |
*要 約*
国際学会PCOSは、フェムト秒〜ナノ秒のレーザパルスや電流パルスに
より生じる「物質の相変化(構造変化)」に関する学会である。メモリー
及びスイッチデバイス、新材料提案、構造解析、高速相変化メカニズム
等、応用から基礎まで広いテーマでの発表、討議が行われる。PCOS2014
では、低消費電力型の不揮発性固体メモリ(iPCM)、非ノイマン型コン
ピュータに向けたニューロネットワークの基礎技術、相変化現象のメカ
ニズム検証をフェムト秒領域にまで広げる取り組み等の進捗が注目を集
めた。PCOSアワードには津田教授(慶大)の相変化材料を用いた光ス
イッチに関する研究が選ばれた。
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(2014年12月24日掲載)
(H26-No.34)光加工・計測
テーマ: ライフサイエンス分野
IEEE SENSORSショート速報
岡田 英史(慶應義塾大学)
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会議名 |
:Functional Near-Infrared Spectroscopy 2014 |
開催期間 |
:2014年10月10日−12日 |
開催場所 |
:Polytechnique Montreal(Montreal、カナダ) |
*要 約*
fNIRS2014は、The Society for functional Near-Infrared Spectroscopy が
主催する近赤外分光法による脳機能イメージングに関する国際会議である。
トピックとしては、計測機器のハードウエア開発、データ解析、マルチモー
ダル・モニタリング、認知機能計測、神経発達、小児脳機能計測、医療応用
などであり、工学、脳科学、医学など、幅広い専門分野の研究者が参加し、
近赤外光による脳機能計測に関連したテーマについて発表を行い、活発な議
論が交わされた。
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(2014年12月24日掲載)
(H26-No.35)光有機材料・デバイス
テーマ: センサ社会
TSensorsショート速報
寺崎 正(産業技術総合研究所、UC San Diego)
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会議名 |
:Trillion Sensors Summit San Diego |
開催期間 |
:2014年1月12日−13日 |
開催場所 |
Estancia La Jolla Resort & Spa(San Diego、CA、米国) |
*要 約*
2014年11月、米国・サンディエゴにてトリリオンセンサ(Trillion Sensors
:略してTSensors)サミットが開催された。本サミットは、年間1兆個のセ
ンサを使用する社会「Trillion Sensors Universe」に向けた産官学イニシア
チブのロードマップを策定する物である。技術課題の集約と更新、調整がメ
インだが、宣伝、パートナー形成等その後のビジネスチャンスを見据えた動き
も火花を散らしている。まさに2015年上半期での最終確定に向け、1年ぶり
に地元・米国で開催された本サミットについて、速報として紹介する。
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(2014年12月25日掲載)
(H26-No.36)光ユーザインタフェース
テーマ: OLED関連
IDW'14ショート速報
中 茂樹(富山大学)
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会議名 |
:The 21st International Display Workshops |
開催期間 |
:2014年12月3日−5日 |
開催場所 |
朱鷺メッセ:新潟コンベンションセンター(新潟、日本) |
*要 約*
OLEDワークショップは2001年のトピカルセッションから始まり、
今年で14回目である。今年はオーラルセッションとしてデバイス
技術、プロセス技術、材料の分野でセッション構成され、特にプ
リンテッドエレクトロニクスに関する招待講演が多数組み込まれ
た。これらの内容を中心について報告する。
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(2015年01月19日掲載)
(H26-No.37)光ユーザインタフェース
テーマ: 量子ドット、プリンテッドエレクトロニクス
IDW'14ショート速報
長谷川 雅樹(メルク)
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会議名 |
:The 21st International Display Workshops |
開催期間 |
:2014年12月3日−5日 |
開催場所 |
朱鷺メッセ:新潟コンベンションセンター(新潟、日本) |
*要 約*
有機LEDの実用化が徐々に進むにつれて、LCDにも広い色域が要求さ
れ、量子ドットやレーザのバックライトへの応用が始まっている。特
に2020年に予定されている8K放送の規格では、シャープな単一波長
光源でないと実現できない色範囲となっており、レーザや量子ドット
を応用したバックライトへの期待が大きくなっている。量子ドットは、
昨年液晶テレビやタブレットのバックライトへの応用が始まった。今
年のIDWでは、棒状の量子ロッドを配向させ偏光発光させるシート、
LEDとしての応用やカドミウムフリーに関する報告があった。プリン
テッドエレクトロニクスは、ウェアラブル端末やフレキシブルディス
プレイへの実用化が近く、有機半導体材料や印刷プロセスの進展が数
多く報告された。
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(2015年01月30日掲載)
(H26-No.38)光ユーザインタフェース
テーマ: AR and VR
IDW'14ショート速報
牧田 孝嗣(キヤノン)
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会議名 |
:The 21st International Display Workshops |
開催期間 |
:2014年12月3日−5日 |
開催場所 |
朱鷺メッセ:新潟コンベンションセンター(新潟、日本) |
*要 約*
日本で毎年冬に開催されているディスプレイ分野の国際会議であり、
今回の参加者は約1,100名、発表論文件数は約500件と、前回の会議
(同1,160名、482件)と比較してほぼ同規模の値で推移していた模
様である。本会議は、ハードウェア、ソフトウェアを含め、多数の分
野を対象としたワークショップにより構成されているとともに、幾
つかの先駆的関連分野を“Special Topic”として取り扱って取り込
んでおり、多彩なセッションにより構成されている。本稿では、筆
者が主に聴講参加した“Special Topic”の1つである“AR and VR
(Augmented reality and virtual reality)”の関連セッションに
ついて報告する。
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(2015年02月25日掲載)
(H26-No.39)光加工・計測
テーマ: レーザ加工
Photonics West 2015 LASEショート速報
佐藤 雄二(大阪大学)
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会議名 |
:Photonics West 2015 LASE |
開催期間 |
:2015年2月7日−12日 |
開催場所 |
The Moscorn Center (San Francisco、California, USA) |
*要 約*
Photonics West 2015(主催者SPIE)は、光関連の最大規模の国際会議
であり、併せてBiOSとPhotonics West の展示会が開催され、1,000社
を超える企業が3会場に分かれて展示を行った.米国を中心にアジア、
欧州、オーストラリアなど世界の光関連研究者が一同に集うまたとない
機会になった.本報告では、Photonics West のサブカテゴリの一つ
LASEに参加して、レーザ加工分野において特に印象に残った講演につい
て報告する。
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(2015年02月26日掲載)
(H26-No.40)光加工・計測
テーマ: 一分子観察
Photonics West 2015 BiOSショート速報
古川 祐光(産業技術総合研究所)
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会議名 |
:Photonics West 2015 BiOS |
開催期間 |
:2015年2月7日−12日 |
開催場所 |
The Moscorn Center (San Francisco、California, USA) |
*要 約*
SPIE主催 Photonics West 2015 BiOSへ参加した。BiOSは光音響・OCT
が盛況であるが、今回はノーベル化学賞がBiOSで馴染みのある3名の
受賞となったため、スペシャルイベントが開催された。この講演につ
いて抱いた個人的な印象を述べた。研究報告セッションにおいても、
このテーマに合わせて、主に一分子観察と超解像技術に関しての進展
について取り上げた。このような極限技術はノイズとの戦いであるが、
そのノイズの中にこそ情報は埋もれているという科学の向かう方向性
の一つが示されている。
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(2015年03月13日掲載)
(H26-No.41)光有機材料・デバイス
テーマ: フレキシブルエレクトロニクス
2015FLEXショート速報
福田 伸子(産業技術総合研究所)
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会議名 |
:2015 Flexible & Printed Electronics Conference & Exhibition |
開催期間 |
:2015年2月23日−26日 |
開催場所 |
Monterey Conference Center (Monterey、米国) |
*要 約*
2015FLEXでは、印刷エレクトロニクス、フレキシブルエレクトロニクス、
ハイブリッドエレクトロニクスをテーマとしたカンファレンスと展示会
が行われた。なかでも、印刷等の方法で製造されたフレキシブルな電極・
配線・センサ部分と、従来の半導体プロセスを駆使して製造された精密
制御ユニットとを組み合わせてデバイスを製造する、ハイブリッドエレ
クトロニクス技術に関して多くの発表が見られた。デバイスに関しては、
拡大し続けている接触型センサデバイス市場に対し、非接触型センサデ
バイス市場は今後5年間でそれ以上の拡大をなし得るとの市場予測がさ
れていた。また、R2Rで製造されるコーティングフィルムなどの光学的
検査手法として、インターフェログラムを用いた高速計測技術が注目
されていた。
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(2015年03月26日掲載)
(H26-No.42)光加工・計測
テーマ: バイオセンサ
Label-Freeショート速報
藤巻 真(産業技術総合研究所)
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会議名 |
:2nd International Conference on Label-Free Technologies |
開催期間 |
:2015年3月12日−14日 |
開催場所 |
Boston Marriott Cambridge(Cambridge、MA、米国) |
*要 約*
ELSEVIER主催の国際会議Label-Free Technologiesに参加した。学会
名の通り、ラベルフリー、つまり非標識で生体関連物質を測定するバ
イオセンサに特化した学会であり、非常に限定的な話題が中心であっ
たが、その分、濃密な議論がなされた。筆者は、ラベルフリーセンシ
ングには、光学的、電気的(電気化学的)、機械的、な測定方法がそれ
ぞれ広く使われていると認識していたが、今回の学会では、光学的手
法に関する発表が殆どであり、他の技術を圧倒していた。但し、これ
が世界的流れなのか、たまたま今回の学会がそうだったのかは分から
ない。光学センサではやはりSPRセンサが主流であったが、干渉系を
用いたもの、導波路を用いたものが大分進歩して来たことが印象的で
あった。
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(2015年04月03日掲載)
(H26-No.43)光有機材料・デバイス
テーマ: 有機材料
PW2015 OPTOショート速報
杉原 興浩(宇都宮大学)
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会議名 |
:SPIE Photonics West 2015 OPTO |
開催期間 |
:2015年2月7日−12日 |
開催場所 |
The Moscone Center (San Francisco、CA、米国) |
*要 約*
2015年2月7〜12日に米国サンフランシスコにて開催されたSPIE
Photonics West 2015における、有機材料・デバイスを中心とした
技術動向について報告する。ここ数年、パッシブポリマー光導波
路を用いた光インターコネクトシステムの開発やマルチモード光
ファイバの実用化に向けた測定標準化についての進展に加えて、
シリコンフォトニクスに電気光学(EO)ポリマーを融合させた広帯
域光リンクの研究開発が盛んになっており、高い注目を集めていた。
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(2015年04月06日掲載)
(H26-No.44)光情報通信
テーマ: 光ネットワーク
OFC2015ショート速報
長谷川 浩(名古屋大学)
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会議名 |
:Optical Fiber Communication Conference 2015 |
開催期間 |
:2015年3月22日−26日 |
開催場所 |
Los Angeles Convention Center (Los Angeles、CA、米国) |
*要 約*
OFC2015(2015年3月22日-26日, 米国ロサンゼルス)における
光ネットワーク分野の動向を速報する。光ネットワーク分野では
SDN (Software Defined Network)関連の研究報告が活発に行われ
る一方で、運用する側のSDNへの期待が高まっていることも感じ
られた。とはいえSDN一辺倒では無く、Impairmentのモデルを導
入しネットワーク設計・制御に役立てようとする動きや、高信頼
化やアクセス・メトロ網、データセンター間ネットワークに関す
る検討など様々な発表がなされており、活況を呈していた。
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(2015年04月06日掲載)
(H26-No.45)光情報通信
テーマ: 光アクセス
OFC2015ショート速報
芦田 哲郎(三菱電機株式会社)
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会議名 |
:Optical Fiber Communication Conference 2015 |
開催期間 |
:2015年3月22日−26日 |
開催場所 |
Los Angeles Convention Center (Los Angeles、CA、米国) |
*要 約*
OFC2015における光アクセス関連のトピックを報告する。
無線トラフィック収容を目的とした光アクセス技術の検討が本会議を通
して主要なトピックの一つとなっており、Mobile Fronthaulに関する
セッションでは立ち見が出るほどの盛況さで注目度の高さが伺われた。
一方、2014年12月に標準化が完了したTWDM-PONに加え、SDN技術によ
るネットワーク制御やDSP技術、コヒーレント技術のPONへの適用検討
など、将来のPONシステムを意識した技術検討が数多く報告され、本分
野の着実な研究成果と更なる進展が期待される。
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(2015年04月07日掲載)
(H26-No.46)光情報通信
テーマ: 基幹伝送
OFC2015ショート速報
ル・タヤンディエ・ドゥ・ガボリ エマニュエル(日本電気)
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会議名 |
:Optical Fiber Communication Conference 2015 |
開催期間 |
:2015年3月22日−26日 |
開催場所 |
Los Angeles Convention Center (Los Angeles、CA、米国) |
*要 約*
2015年3月22〜26日に米国・ロサンゼルスにて開催されたOFC2015に
ついて、基幹伝送関連の注目トピックスを紹介する。ここ数年のトレン
ドと同じく、符号化変調とデジタル信号処理が依然として長距離大容量
伝送に向けたキー技術である。空間分割多重伝送技術では、マルチモー
ド&マルチコアファイバを用いた多重数114(6モード×19コア)及び
108(3モード×36コア)の超高密度空間分割多重伝送が報告された。
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(2015年04月08日掲載)
(H26-No.47)光情報通信
テーマ: 光インターポーザ基板
OFC2015ショート速報
寺田 信介(住友ベークライト)
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会議名 |
:Optical Fiber Communication Conference 2015 |
開催期間 |
:2015年3月22日−26日 |
開催場所 |
Los Angeles Convention Center (Los Angeles、CA、米国) |
*要 約*
OFC2015にて聴講したプレゼンテーションから、高速スイッチ3件を紹
介する。MEMS、MEMSとSiフォトニクスのハイブリッド、およびSiフォ
トニクスのみである。展示ではシングルモード・マルチモードによらず
データセンタ、アクセス系用途のトランシーバ、AOCおよび、それらを
使用した通信設備が賑わいを見せていた。ポリマー光導波路を使用した
展示は1件のみだったが、今後広がりを見せる可能性を感じた。
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(2015年04月07日掲載)
(H26-No.48)光情報通信
テーマ: 光ファイバ
OFC2015ショート速報
渡辺 健吾(古河電気工業株式会社)
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会議名 |
:Optical Fiber Communication Conference 2015 |
開催期間 |
:2015年3月22日−26日 |
開催場所 |
Los Angeles Convention Center (Los Angeles、CA、米国) |
*要 約*
OFC2015における光ファイバ関連のトピックスを報告する。大容量伝送
を実現するための伝送路用光ファイバ技術であるマルチコアファイバや
フューモードファイバ、およびそれらを組み合わせたマルチコアフュー
モードファイバに関する講演、議論が行われた。また超低損失ファイバ、
微細構造ファイバ、増幅用ファイバに関する報告もなされた。
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(2015年04月08日掲載)
(H26-No.49)光無機材料・デバイス
テーマ: 光送信デバイス
OFC2015ショート速報
上田 悠太(NTT デバイスイノベーションセンタ)
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会議名 |
:Optical Fiber Communication Conference 2015 |
開催期間 |
:2015年3月22日−26日 |
開催場所 |
Los Angeles Convention Center (Los Angeles、CA、米国) |
*要 約*
OFC2015に参加した。その中で執筆者が注目した無機材料・デバイスの
発表についてInP系化合物半導体デバイスとシリコン系デバイスについ
て報告する。前者については特にデジタルコヒーレント向けのキーデバ
イスである狭線幅波長可変光源と変調器、また近年進展が著しいイーサ
ネット系の変調光源に焦点を当てる。シリコン系デバイスについてはそ
の性格上、短距離向けデバイスが多く本報告においても主に短距離向け
の、特に変調器について報告する。
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(2015年04月08日掲載)
(H26-No.50)光有機材料・デバイス
テーマ: プリンテッドエレクトロニクス
LOPEC2015ショート速報
延島 大樹(産業技術総合研究所)
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会議名 |
:7th International Exhibition and Conference for the Printed
Electronics Industry |
開催期間 |
:2015年3月3日−5日 |
開催場所 |
Messe Munchen International(ミュンヘン、ドイツ) |
*要 約*
2015年3月3日−5日にドイツ、ミュンヘンにて開催されたLOPEC 2015
において展示会と併設された国際会議について、プリンテッドエレクト
ロニクスに関する最新の応用例から次世代のストレッチャブル化へ向け
た技術動向を中心に、主に本会議のテクニカルカンファレンスにて注目
した発表内容とその所感とを報告する。デバイス部分のフレキシブル化
や配線のストレッチャブル化など従来よりも一歩踏み込んだ内容の報告
も多く、基礎的な技術報告と併せて多角的に研究開発が行われている印
象を受けた。
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