光産業技術マンスリーセミナー
(2018年5月23日更新)

*** 2018プログラム紹介 ***

No.
開催日
講演テーマ / 講師
No.419

4/17
(火)

「コンピュータビジョン技術を用いた画像/動画像認識 」

  国立研究開発法人産業技術総合研究所
知能システム研究部門 コンピュータビジョン研究グループ
 研究員
 片岡 裕雄
 氏
(内容)
    コンピュータビジョン(CV)分野においてはこの数年で認識精度が飛躍的に向上し、応用可能性に広がりを見せている。本講演ではCV分野の最近の動向や応用例を概観することで「現在できていること」を知る。また、講演者の研究フォーカスである画像や動画像認識、人物解析のみならず、加速する流れの中で如何に研究を展開するか、どのようにテーマを考案すれば良いかについて述べる。
No.420

5/22
(火)

「IoT社会の進展を支える次世代大容量シリコンフォトニクス技術 」

  技術研究組合光電子融合基盤技術研究所
 主幹研究員 集積デバイステーマリーダ
 田中 有
 氏
(内容)
    あらゆるヒト、モノ、コトがネットワークでつながり仮想空間と融合するIoT社会が進展し、ビッグデータとクラウド・エッジコンピューティング、AIなどが社会的価値を創造する時代を迎えている。これらの社会環境のデジタル化を支える基盤技術としてコンピューティングの処理能力の持続的発展が必要であり、サーバ規模の拡大に伴ってそれらをつなげるインターコネクトの大容量化がますます要求されている。本セミナーでは次世代光デバイスの本命であるシリコンフォトニクスによる大容量伝送技術の最新動向とその光デバイスの開発状況について報告する。
No.421

6/19
(火)

「ナノカーボン材料を用いたチップ上光電子デバイス開発」

  慶應義塾大学 理工学部 物理情報工学科
 准教授
 牧 英之
 氏
(内容)
    カーボンナノチューブやグラフェンといったナノカーボン材料は、その原子オーダーで 小さな構造に起因して、特異な電気伝導特性が発現することから、トランジスタや導電膜のような電子デバイス用材料として注目されてきた。一方、近年は、その特異な量子力学的効果や、光物性、熱物性も利用して、量子デバイスや情報通信用の光・電子デバイス用の材料としても注目されてきた。本講演では、ナノカーボン材料を用いた発光素子や受光素子などの光・電子デバイス、超伝導ナノワイヤーデバイスや単一光子発生といった量子デバイスなどの研究開発状況について、我々の最近の成果とともに紹介する。
No.422

7/17
(火)

「有機ELディスプレイ・照明の技術開発動向と将来展望」

  山形大学 COI研究推進機構
 産学連携教授
 菰田 卓哉
 氏
(内容)
    有機ELが新たなステージに来た。多くのアナリストが有機ELのスマートフォンへの搭載率が2020年には45%を超えるとの予測を出している。少なくとも、中小型分野での液晶から有機ELのシフトは揺るがないものと考えられる。有機ELのテレビ応用も日本のテレビ御 三家が有機ELテレビを発売し、予想以上の売れ行きを示している。その背景には、有機ELの持つディスプレイとしてのポテンシャルはもちろんだが、それを実現する材料、プロセス、デバイス技術の急速な進展が大きく寄与している。また、照明分野においても、面照明やフレキシブルデバイスを実現できる有機EL照明は外すことのできない重要なアイテムとなっている。将来的にはLED並みの効率が期待でき、点光源のLEDと面光源の有機ELをうまく使いこなすことにより、新たな上質な照明空間実現が期待される。本講演では、最近急速に進展している有機EL技術全般について、その技術開発動向とその将来展望について紹介する。
No.423

8/28
(火)

「空間光通信システムの課題と研究開発動向」

  東海大学 情報通信学部 情報ネットワーク工学科
 教授
 高山 佳久
 氏
(内容)
    通信システムに期待される大容量伝送や長距離伝送に加えて、装置を小型に構成できるといった特長を有する光の空間伝搬を利用した通信の研究開発が盛んに進められている。これまでに、国内外における実証実験の成功が報告されているが、同時に、解決すべき課題も多く見出だされている。そこで本講演では、光の空間伝搬を利用する通信において特に移動体を相手とする場合に着目し、装置に必要とされる機能や装置の構成例、技術的な課題などについて述べる。また最近始まった技術標準化の議論および国内外の研究開発動向を紹介する。
OITDA