光産業技術マンスリーセミナー
(2017年4月19日更新)

*** 2017プログラム紹介 ***

No.
開催日
講演テーマ / 講師
No.407

4/18
(火)

「 シリコンフォトニクス技術を用いたボード間/LSI間超小型光トランシーバ」

  技術研究組合光電子融合基盤技術研究所
 研究統括部長
 中村 隆宏
 氏
(内容)
   シリコンフォトニクスは、シリコンの高屈折率差による強い光閉じ込めにより小型・低消費電力化が 期待されること、並びに、LSI-CMOSラインを用いて製造可能で、低コスト化が期待されることで、 光トランシーバへの導入が進められている。本講演では、これらのシリコンフォトニクスの利点と実装技術 により超小型化した光トランシーバである光I/Oコアについて報告する。また、光I/Oコアの応用先の1つ であるボード間/LSI間への適用に関しても紹介する。
No.408

5/16
(火)

「 長距離大容量光通信システムを支える極低損失光ファイバ技術」

  住友電気工業株式会社 光通信研究所
 主席
 山本 義典
 氏
(内容)
   大洋横断海底光ケーブルなどに代表される長距離大容量光伝送システムにおいては、 光ファイバには低い伝送損失および低い非線形性(大きな実効断面積)が強く求められており、今日までに伝送損失0.15dB/km以下、実効断面積130μm2以上の極低損失光 ファイバが実用化されている。本講演では、光ファイバの低損失化の歴史を振り返るとともに、最新の極低損失光ファイバ技術を概説する。さらに、光ファイバの低損失化と低非線形性による長距離大容量伝送システムの性能改善への寄与についても述べる。
No.409

6/20
(火)

「 集積回路技術がもたらすテラヘルツ技術の変革」

  大阪大学大学院 基礎工学研究科 システム創成専攻
 教授
 永妻 忠夫
 氏
(内容)
   1990年代にはじまる、テラヘルツ(THz)波の研究開発のブレイクは、フェムト秒パルス レーザを利用したTHz波の発生と検出技術によりもたらされ、分光やイメージング技術の 実用化に繋がった。およそ四半世紀が経過した今日、THz技術は産業化に向けた新たな フェーズに入りつつある。本講演では、それを象徴する重要な技術トレンドである、「半導体 集積回路技術を導入したTHz基盤技術」の動向と、その通信やセンシングシステム応用 への展望について述べる。
No.410

7/18
(火)

「 データセンタ向け次世代イーサネット光トランシーバと
それを支える超高速半導体光デバイス技術の最新動向 」

  日本オクラロ株式会社 戦略マーケティングセンタ
 主任技師
 平本 清久
 氏
(内容)
   IPトラフィックがCloud Service等のトラフィックに牽引され今後年率22%で増大すると 予想される中、イーサネット系トランシーバのマーケットはクラウドデータセンタがけん引すると見られている。クラウドデータセンタでは2016年からは100GbE対応の光トランシーバの導入が本格的に始まっており、2018年からは100Gbps超級の次世代イーサネット対応の光トランシーバの導入が始まると予測されている。
 本講演では、そのような背景のもとにIEEEで今年中に完了する見通しの400GbEに加え、特にデータセンタをターゲットとした新規格として2015年末より検討が開始された25GbE、50GbE、200GbE及び次世代の高密度100GbE等の光インターフェースの規格化の最新状況を概観すると共に、400GbEから新たに導入され、今後の光インターフェースの変調方式のベースとなるPAM4の特徴や、それら新規格に対応した光モジュールトランシーバのフォームファクタ、それらを実現するための光デバイスの技術動向等について紹介する。
OITDA