国際会議速報

(2018年6月14日更新)

第一線の研究者による光産業技術分野の国際会議における先端光研究の動向の報告です。
国際会議の内容を軸に執筆者の意見を述べて頂き、研究・取り組みの価値を鮮明化することを重視しています。

(1)調査分野:以下6分野に分ける。
・光材料・デバイス
・光情報通信
・情報処理フォトニクス
   
 
 
・光加工・計測
・光エネルギー
・光UI・IoT

(2)執筆者
  • 大学、企業の研究者・技術者

(3) 執筆者に要望する執筆態度
  • 記事は、執筆者の意見を述べて頂く。
  • 読者にとって、価値の高い・大きい情報を書いて頂くことを重視する。

(2018年6月14日掲載)
(H30-No.07)光材料・デバイス
化合物半導体光デバイス・材料
CSW2018ショート速報
王 学論(産業技術総合研究所)
会議名 :Compound Semiconductor Week 2018
開催期間 :2018年5月29日〜6月1日
開催場所 :Massachusetts Institute of Technology、MA、米国

-要 約-
 CSWは、化合物半導体の結晶成長、物性評価、デバイス応用について議論する40年以上続いた歴史のある国際会議である。今年の会議には、世界25の国・地域から約400名の参加者があり、約330件(招待講演48件、一般投稿287件)の論文が報告された。今年の会議の一つの大きな特徴は、近年のIoTセンシングや大容量・高速光通信の需要の高まりを反映し、テラヘルツ〜中赤外波長帯の発光デバイスおよびSi基板上への化合物半導体光デバイスのモノリシック集積関連の発表が多かったという点である。本稿では、会議で報告された光デバイス・材料関連の発表について、印象に残ったものをピックアップして紹介する。
(2018年6月14日掲載)
(H30-No.06)光UI・IoT
次世代ディスプレイ
SID2018ショート速報
長谷川 雅樹(メルクパフォーマンスマテリアルズ)
会議名 :The Society for Information Display International Symposium,Seminar & Exhibition
開催期間 :2018年5月20日〜5月25日
開催場所 :Los Angeles Convention Center、CA、米国

-要 約-
 聴講者が多かったセッションは、micro-LED、量子ドット、AR/VR用ディスプレイ、OLEDで、昨年と同様の傾向であった。OLEDはセッション数は多いものの研究開発から製品化にシフトしたためか若干聴講者が減ったようであった。LCDは1968年のRCAによる動的散乱モードの発表から50年を記念してセッションが組まれ、LCDの発展に大きく寄与した発明の当事者が当時を振り返りながら講演を行った。量子ドット材料の特性は向上したが、大きな課題は変わらずCd-freeと青色の寿命であった。LCDはAR/VRの要求からさらなる高速応答が求められ、それに対応する技術が報告された。展示では、JDIが8K-LCDを用いたライトフィールドディスプレイで3D静止画と動画を展示していた。
(2018年6月12日掲載)
(H30-No.05)光UI・IoT
3D Light-Field and Autostereoscopic Displays
SID2018ショート速報
高田 英明(日本電信電話株式会社)
会議名 :The Society for Information Display International Symposium,Seminar & Exhibition
開催期間 :2018年5月20日〜5月25日
開催場所 :Los Angeles Convention Center、CA、米国

-要 約-
 2018年5月20日〜25日に米国ロサンゼルスで開催された、SID Display Week 2018のSymposiumの発表の中から3D Light-Field and Autostereoscopic Displaysのセッションについて、動向と注目した発表およびExhibitionにおける関連展示について報告する。人の視覚のメカニズムを活用した裸眼3D表示の原理および画質向上手法、観察者位置のトラッキングによる超多眼/ライトフィールドディスプレイの輻輳調節矛盾の解決に向けた提案、3D映像の高解像度化の実現手法など、視覚からセンシングまで含めた幅広い分野の技術や知見を取り込んだ研究が盛んに議論されていた。
(2018年6月6日掲載)
(H30-No.04)光加工・計測
光センシング
APOS2018ショート速報
水野 洋輔(東京工業大学)
会議名 :The 7th Asia-Pacific Optical Sensors Conference
開催期間 :2018年5月28日〜5月31日
開催場所 :くにびきメッセ、松江、日本

-要 約-
 APOSは、光センシングに関するアジア太平洋地域を中心とした国際会議である。今回、7回目にして初めて日本(島根県松江市)で開催された。全ての口頭講演がシングルセッションで行われるのが特徴である。1件のプレナリー講演と9件の招待講演を含めて、計147件の講演(口頭56件、ポスター91件)が行われ、200名近くの参加者があった。また、国内外の10社が参加する展示会も併設され、盛況であった。本報告では、筆者の専門に近い光ファイバセンシング分野を中心に、最新トピックや興味深い講演をいくつかピックアップして紹介する。
(2018年6月1日掲載)
(H30-No.03)光材料・デバイス
光デバイス・ナノフォトニクス
CLEO2018ショート速報
宮田 将司(日本電信電話株式会社)
会議名 :The Conference on Lasers and Electro-Optics 2018
開催期間 :2018年5月13日〜5月18日
開催場所 :San Jose、CA、米国

-要 約-
 CLEOは、最先端の光科学技術全般をカバーする著名な国際会議である。今年は例年通り、米国サンノゼのSan Jose Convention Centerで開催された。CLEO2018は、Fundamental Science、Science and Innovations、Applications and Technologyの3つのパートから構成されており、全体で2,231件の講演が行われ、参加者数は約4,400人であった。また、200社を超える企業が参加する展示会も併設され、例年通り、基礎から応用、実用技術まで網羅する世界有数の国際光フォーラムであった。本報告では、筆者が聴講した光デバイスやナノ・マイクロフォトニクスの分野を中心に、最新トピックや注目された講演を紹介する。

「主要な国際会議にみる先端光研究の動向調査《報告(抜粋版)要約掲載
平成30年度
平成29年度
平成28年度
平成27年度
平成26年度
平成25年度
平成24年度
平成23年度
平成22年度
平成21年度


下記事業は、競輪の補助を受けて実施しました。
財団法人JKA  http://ringring-keirin.jp/
「主要な国際会議にみる先端光研究の動向調査《報告(詳細版)全文掲載
平成22年度
平成21年度
平成20年度
平成19年度
平成18年度


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