国際会議速報

(2017年12月13日更新)

第一線の研究者による光産業技術分野の国際会議における先端光研究の動向の報告です。
国際会議の内容を軸に執筆者の意見を述べて頂き、研究・取り組みの価値を鮮明化することを重視しています。

(1)調査分野:以下7分野に分ける。
・光無機材料・デバイス
・光情報通信
・情報処理フォトニクス
・光加工・計測
・光エネルギー
・光有機材料・デバイス
・光ユーザインタフェース

(2)執筆者
  • 大学、企業の研究者・技術者

(3) 執筆者に要望する執筆態度
  • 記事は、執筆者の意見を述べて頂く。
  • 読者にとって、価値の高い・大きい情報を書いて頂くことを重視する。

(2017年12月1日掲載)
(H29-No.36)情報処理フォトニクス
相変化材料・デバイス
PCOS2017ショート速報
斎木 敏治(慶応大学)、桑原 正史(産総研)
会議名 :The 28th Symposium on Phase Change Oriented Science
開催期間 :2017年11月16日〜11月17日
開催場所 :熱海ニューフジヤホテル(熱海、日本)

-要 約-
 PCOS(Phase Change Oriented Science)では、レーザパルスや電流パルスにより生じる「物質の可逆的相変化(構造変化)」を主な対象とする。相変化材料の開発、相変化現象の構造面からの解明、メモリーからスイッチデバイスといった基礎から応用まで幅広いテーマでの発表、討議が行われた。PCOS2017では、昨年、論文賞を授賞された東大の野村教授が特別講演として微細構造による熱伝導制御について話された。その他、15件のオーラル講演、9件のポスター講演があった。カルコゲン超格子を用いたメモリーやTHz光源デバイス、光通信用スイッチ素子の開発、電子や格子構造からの相変化機構の解明、熱電変換素子の材料開発及び評価、コヒーレントフォノン観測によるトポロジカル絶縁体の解明、メモリーのアーチテクチャーの検討、高温熔融の相変化材料の光学的特性と第一原理による特性解明といった発表がされた。PCOS2017 oral awardにはKirillら(産総研)の「GeTe/Sb2Teのカルコゲン超格子のマルチレベルスイッチ現象」に関する論文、PCOS2017 poster awardには中村ら(慶大)の「電流駆動による光通信用相変化光スイッチ素子開発」に関する論文が選ばれた。
(2017年12月7日掲載)
(H29-No.37)情報処理フォトニクス
ホログラフィ
IWH2017ショート速報
最田 裕介(和歌山大学)
会議名 :International Workshop on Holography and Related Technologies 2017
開催期間 :2017年11月22日〜11月24日
開催場所 :プラザヴェルデ(沼津、日本)

-要 約-
 2017年11月に静岡県沼津市のプラザヴェルデを会場に開催されたホログラフィ技術とその関連分野に関する国際会議International Workshop on Holography and Related Technologies 2017(IWH2017)において、招待講演、一般口頭・ポスター講演、およびデモ展示がおこなわれ、国内外の当該分野の第一線で活躍する研究者による活発な議論が展開された。会議名の通りホログラフィを中心とした幅広い分野の研究動向についての発表があったことに加え、日本マイクロソフトによるHoloLensの体験、エガリム株式会社によるホログラム記録露光体験の2件のデモ展示が催され、多くの参加者が体験するなど非常に盛況であった。
(2017年12月13日掲載)
(H29-No.38)光材料・デバイス
マイクロオプティクス
MOC2017ショート速報
石川 裕士(日本電信電話株式会社)
会議名 :22nd Microoptics Conference
開催期間 :2017年11月19日〜11月22日
開催場所 :東京大学 生産技術研究所(東京、日本)

-要 約-
 MOCは、微小光学研究会が毎年開催する、微小光学関連分野全般を扱う国際会議である。今回の参加者は251名で、口頭発表とポスター発表を合わせて169件の発表があった。発表者は微小光学関連分野から幅広く集まってきており、セッション自体が1つしかないという事もあって、微小光学関連分野の最新動向をチェックするために最適な会議となっている。今年は第1回のMOC開催から数えて30年目の節目の年という事で、記念シンポジウムも開かれた。

「主要な国際会議にみる先端光研究の動向調査《報告(抜粋版)要約掲載
平成29年度
平成28年度
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下記事業は、競輪の補助を受けて実施しました。
財団法人JKA  http://ringring-keirin.jp/
「主要な国際会議にみる先端光研究の動向調査《報告(詳細版)全文掲載
平成22年度
平成21年度
平成20年度
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