国際会議速報

(2017年10月16日更新)

第一線の研究者による光産業技術分野の国際会議における先端光研究の動向の報告です。
国際会議の内容を軸に執筆者の意見を述べて頂き、研究・取り組みの価値を鮮明化することを重視しています。

(1)調査分野:以下7分野に分ける。
・光無機材料・デバイス
・光情報通信
・情報処理フォトニクス
・光加工・計測
・光エネルギー
・光有機材料・デバイス
・光ユーザインタフェース

(2)執筆者
  • 大学、企業の研究者・技術者

(3) 執筆者に要望する執筆態度
  • 記事は、執筆者の意見を述べて頂く。
  • 読者にとって、価値の高い・大きい情報を書いて頂くことを重視する。

(2017年10月11日掲載)
(H29-No.28)光情報通信
光ファイバ
ECOC2017ショート速報
佐々木 雄佑(フジクラ)
会議名 :43rd European Conference and Exhibition on Optical Communication
開催期間 :2017年9月17日〜9月21日
開催場所 :The Swedish Exhibition & Congress Centre(Gothenburg、スウェーデン)

-要 約-
 ECOC2017における光ファイバ関連のトピックスを紹介する。光ファイバ関連では、近年の学会動向と同様に空間多重関連の報告が半分以上を占めた。ポストデッドラインセッションでは、空間多重を用いたファイバ一本当たりの伝送容量が初めて10Pbpsを超えたことが報告された。この他、増幅用ファイバ、微細構造ファイバなどの着実な進捗が報告された。
(2017年10月12日掲載)
(H29-No.29)光情報通信
光ネットワーク
ECOC2017ショート速報
亀谷 聡一朗(三菱電機)
会議名 :43rd European Conference and Exhibition on Optical Communication
開催期間 :2017年9月17日〜9月21日
開催場所 :The Swedish Exhibition & Congress Centre(Gothenburg、スウェーデン)

-要 約-
 ECOC2017における光ネットワーク分野に関する技術動向を報告する。本年においてはエラスティック光ネットワーク(EON)のようなこれまで議論されてきた技術の実装に向けた取り組みに加え、移動通信システムを基軸としたアクセス−メトロネットワークの統合やデータセンタ内ネットワークといった新たな適用領域に対する取り組みが活発化している。加えて、新たな技術潮流である機械学習/人工知能に対し、その適用について強い関心が寄せられている。Post Deadlineでは空間多重技術の議論が中心となったが、光ネットワーク分野も例外ではなく、大容量化を実現するための運用が議論の的となった。
(2017年10月12日掲載)
(H29-No.30)光情報通信
基幹伝送
ECOC2017ショート速報
高橋 英憲(KDDI総合研究所)
会議名 :43rd European Conference and Exhibition on Optical Communication
開催期間 :2017年9月17日〜9月21日
開催場所 :The Swedish Exhibition & Congress Centre(Gothenburg、スウェーデン)

-要 約-
 ECOC2017での基幹伝送に関連する報告動向を紹介する。シングルコア・シングルモードファイバ(SC-SMF)伝送では、Probabilistic shaping(PS)やGeometric shaping(GS)のConstellation shaping(CS)変調方式の報告が数多く見られ、これまでの世界最大の容量距離積を凌駕する51 Tb/s、17,000 km伝送が報告された。一方で空間分割多重(SDM)伝送方式では、空間多重数が100を超えるマルチコア・マルチモードファイバの適用により世界初の10ペタビット/秒伝送が報告され、光通信もコンピュータと同様に「京」の時代に突入した。さらにSDM技術の応用先として光海底ケーブル長距離伝送への提案動向がみられた。
(2017年10月16日掲載)
(H29-No.31)光エネルギー
評価技術
EUPVSEC2017ショート速報
菱川 善博(産業技術総合研究所)
会議名 :33rd European Photovoltaic Solar Energy Conference and Exhibition 2017
開催期間 :2017年9月25日〜9月29日
開催場所 :RAI Convention & Exhibition Centre(Amsterdam、オランダ)

-要 約-
 欧州で毎年開催されている太陽光発電分野の国際会議が、今回はオランダのアムステルダムで開催された。会議への参加者は1,864名、発表論文数は1,107件、(昨年のミュンヘン会議は同約1,742名、約1,053件)と、太陽電池の会議として世界最大規模である。新材料、結晶シリコン太陽電池、薄膜太陽電池、集光型・宇宙用太陽電池、モジュール性能・信頼性・BOS、PVシステム、経済性・市場・政策と、太陽電池に関わるほぼ全ての分野で発表と議論が行われた。近年の太陽電池産業の傾向を反映して、システム・評価等の応用寄りの内容が増えているが、新材料や新構造の議論も活発である。ここでは主に筆者が専門の性能評価関係の内容について述べる。

「主要な国際会議にみる先端光研究の動向調査《報告(抜粋版)要約掲載
平成29年度
平成28年度
平成27年度
平成26年度
平成25年度
平成24年度
平成23年度
平成22年度
平成21年度
平成20年度


下記事業は、競輪の補助を受けて実施しました。
財団法人JKA  http://ringring-keirin.jp/
「主要な国際会議にみる先端光研究の動向調査《報告(詳細版)全文掲載
平成22年度
平成21年度
平成20年度
平成19年度
平成18年度


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