国際会議速報

(2017年7月28日更新)

第一線の研究者による光産業技術分野の国際会議における先端光研究の動向の報告です。
国際会議の内容を軸に執筆者の意見を述べて頂き、研究・取り組みの価値を鮮明化することを重視しています。

(1)調査分野:以下7分野に分ける。
・光無機材料・デバイス
・光情報通信
・情報処理フォトニクス
・光加工・計測
・光エネルギー
・光有機材料・デバイス
・光ユーザインタフェース

(2)執筆者
  • 大学、企業の研究者・技術者

(3) 執筆者に要望する執筆態度
  • 記事は、執筆者の意見を述べて頂く。
  • 読者にとって、価値の高い・大きい情報を書いて頂くことを重視する。

(2017年7月7日掲載)
(H29-No.13)光エネルギー
結晶シリコン太陽電池
IEEE PVSC44ショート速報
小椋 厚志(明治大学)
会議名 :44th IEEE Photovoltaic Specialists Conference
開催期間 :2017年6月25日〜6月30日
開催場所 :Marriott Wardman Park Hote (Washington DC、米国)

-要 約-
 アメリカ・ワシントンDCで開催されたIEEE PVSC 44(44th IEEE Photo- voltaic Specialists Conference)より、Area4の結晶シリコン太陽電池 を中心に紹介する。42か国から1,298名の参加者が集った。国別の参加者 数は、米国(1位)、日本(2位)、ドイツ(3位)、オーストラリア(4位)、 中国(5位)、インド(6位)、英国(7位)と続き、1056件の論文が発表さ れた。日本からの参加者は96名であった。Area4では最多の182件の論文 が披露された。カネカによる世界最高効率の更新や、TrinaからのPERCセ ルによる単結晶および多結晶の高効率セル、現在流行のキャリア選択コンタ クトやシリコン系タンデムデバイスなどに関して、活発な論議が展開された。
(2017年7月12日掲載)
(H29-No.14)光材料・デバイス
半導体光デバイス
CLEO-Europeショート速報
武田 浩司(日本電信電話株式会社)
会議名 :The European Conference on Lasers and Electro-Optics and the European Quantum Electronics Conference
開催期間 :2017年6月25日〜6月29日
開催場所 :International Congress Centre Munich(ミュンヘン、ドイツ)

-要 約-
 CLEO/Europe-EQECはヨーロッパにおける光・量子エレクトロニクス等の 大規模な国際会議である。非常に大きな展示会も同時開催されており、会 議に登録すればどちらも参加することができる。比較的基礎寄りの発表が 多く、大学を中心にアイディアや基礎的な実験が報告された。光の通信以 外の応用や、量子関係の発表も非常に多く、これからの光の応用を探索す るのに良い学会であった。本速報では学会講演の中から、発光素子、化合 物Si集積、ナノ構造、パッシブに分類し、筆者の注目した発表を紹介する。
(2017年7月27日掲載)
(H29-No.15)光加工・計測
生体医用光学
ECBO2017ショート速報
岡田 英史(慶應義塾大学)
会議名 :European Conference on Biomedical Optics
開催期間 :2017年6月25日〜6月29日
開催場所 :Messe Munich(Munich、ドイツ)

-要 約-
 ECBOは、OSAとSPIEが共催するバイオ・医療分野への光学技術の応用に 関する欧州会議であり、World of Photonics Congressにおける専門会議 のひとつとして、レーザ・光学関連の見本市・展示会であるLaser World of Photonics 2017 と同一会場で開催された。この会議は、細胞から臓器 レベルを対象とした光技術の応用を網羅しており、今回は8つのセッショ ンで構成されていた。拡散光の分光計測とイメージングのセッションにお いては、数理モデルに基づいた生体組織内光伝播の解析といった基礎的な 研究から、前臨床応用段階の研究まで、様々なフェーズの研究に関する報 告があり活発な議論が行われた。
(2017年7月27日掲載)
(H29-No.16)光加工・計測
3Dプリンタ
AMC2017ショート速報
今福 裕史(アスペクト)
会議名 :The international conference that delivers the credible voice of Additive Manufacturing & 3D Printing
開催期間 :2017年7月11日〜7月13日
開催場所 :Nottingham Belfry Hotel(ノッティンガム、英国)

-要 約-
 AM ConferenceはAM(Additive Manufacturing:付加製造)技術について 研究している大学、企業の研究者が最新技術を共有するための学会である。 金属AM技術に関する発表が目立ち、最終製品としてどのように応用して いくかという議論が多く見られた。金属AM技術にとって重要である応力 分布を計算するシミュレーション技術が発展し、形状最適化も高精度になっ てきている。今後AM技術で造られたものが自動車や航空機などの最終製品 として使用される動きが海外で着実に進んでいる事が感じられた。

「主要な国際会議にみる先端光研究の動向調査《報告(抜粋版)要約掲載
平成29年度
平成28年度
平成27年度
平成26年度
平成25年度
平成24年度
平成23年度
平成22年度
平成21年度
平成20年度


下記事業は、競輪の補助を受けて実施しました。
財団法人JKA  http://ringring-keirin.jp/
「主要な国際会議にみる先端光研究の動向調査《報告(詳細版)全文掲載
平成22年度
平成21年度
平成20年度
平成19年度
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