国際会議速報

(2017年6月23日更新)

第一線の研究者による光産業技術分野の国際会議における先端光研究の動向の報告です。
国際会議の内容を軸に執筆者の意見を述べて頂き、研究・取り組みの価値を鮮明化することを重視しています。

(1)調査分野:以下7分野に分ける。
・光無機材料・デバイス
・光情報通信
・情報処理フォトニクス
・光加工・計測
・光エネルギー
・光有機材料・デバイス
・光ユーザインタフェース

(2)執筆者
  • 大学、企業の研究者・技術者

(3) 執筆者に要望する執筆態度
  • 記事は、執筆者の意見を述べて頂く。
  • 読者にとって、価値の高い・大きい情報を書いて頂くことを重視する。

(2017年6月16日掲載)
(H29-No.9)光加工・計測
光精密加工
LPM2017ショート速報
中村 大輔(九州大学)
会議名 :The 18th International Symposium on Laser Precision Microfabrication
開催期間 :2017年6月5日〜6月8日
開催場所 :富山国際会議場(富山市、日本)

-要 約-
 2017年6月に富山国際会議場で開催された国際シンポジウムLPM2017に おけるレーザ精密微細加工関連の研究発表の動向をまとめる。レーザ誘 起表面周期構造や微粒子生成といった基礎物理から産業用レーザ加工の 最新動向およびバイオ応用まで多岐にわたるセッションがパラレルに進 められる中、レーザ干渉を利用した高速表面テクスチャリング加工装置 の開発、中空ファイバによる超短パルスのビームデリバリー、レーザ加 工によるSiCインゴットスライシング、フェムト秒バーストパルスによ る低熱影響加工の実現など興味深い報告があった。
(2017年6月19日掲載)
(H29-No.10)光ユーザインタフェース
AR/VR
SID2017ショート速報
巻口 誉宗(日本電信電話株式会社)
会議名 :The Society for Information Display International Symposium,Seminar& Exhibition
開催期間 :2017年5月21日〜5月26日
開催場所 :Los Angeles Convention Center (CA, アメリカ)

-要 約-
 2017年5月21日〜26日に米国ロサンゼルスで開催された、SID Display Week 2017のシンポジウムの発表の中からAR/VR関連のセッション4件に ついて、全体動向と注目した発表を報告する。AR/VRのデバイスとしては ステレオ立体視を実現するヘッドマウントディスプレイを中心として研 究が行われており、特にステレオ立体視で問題となる輻輳調節矛盾の解 消に向けた研究がトレンドとなっていた。
(2017年6月20日掲載)
(H29-No.11)光エネルギー
ペロブスカイト太陽電池
HOPV17ショート速報
早瀬 修二(九州工業大学)
会議名 :International Conference on Hybrid and Organic Photovoltaics
開催期間 :2017年5月21日〜5月24日
開催場所 :Lausanne EPFL international conference center(ローザンヌ、スイス)

-要 約-
 第9回Hybrid and Organic Photovoltaics 2017(HOPV17)が5月21日か ら24日までLausanne EPFL international conference center で開催さ れた。今年のHOPV会議は昨年よりもさらにペロブスカイト太陽電池に関す る報告の割合が多く、ペロブスカイト太陽電池に対するさらに大きな期待 が感じられた。最高効率の更新は無かったが、高効率を保ちつつ耐久性を 上げる無機系の緩衝層に関する研究に注目が集まっていた。
(2017年6月23日掲載)
(H29-No.12)光エネルギー
化合物薄膜太陽電池
E-MRS2017Sショート速報
和田 隆博、前田 毅(龍谷大学)
会議名 :European Material Research Society2017 Spring Meeting
開催期間 :2017年5月22日〜5月26日
開催場所 :Strasbourg Convention Center(Strasbourg, フランス)

-要 約-
 欧州材料科学会議(E-MRS)2017 Spring Meeting がフランスのストラス ブールで開催された。化合物太陽電池の分野では、材料として、 Cu(In,Ga)Se2(CIGS)、Cu2ZnSn(S,Se)4(CZTSSe)およびCdTeやその他の カルコゲン化合物およびペロブスカイト型材料が主に議論された。CIGS系 太陽電池では、ソーラーフロンティアからセレンを含まないCu(In,Ga)S2 太陽電池で16.9%(自社測定)の変換効率の更新が報告された。 Cu(In,Ga)S2のCu-poor組成の吸収層を用いることでKCNエッチングを 行っていないところやCdフリーのバッファ層であるZn1-xMgxOを用いて いることが注目される。CZTS系太陽電池の変換効率の更新の報告は無かっ たが、材料の基礎物性に関してたくさんの報告があった。

「主要な国際会議にみる先端光研究の動向調査《報告(抜粋版)要約掲載
平成29年度
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下記事業は、競輪の補助を受けて実施しました。
財団法人JKA  http://ringring-keirin.jp/
「主要な国際会議にみる先端光研究の動向調査《報告(詳細版)全文掲載
平成22年度
平成21年度
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